マドリード市内および
周辺地域における
5つのユネスコ世界遺産

マドリード中心部にある世界遺産「光の風景」を堪能したあとは、何世紀もの歴史があるマドリード州の世界遺産トライアングルへ。市内から約30分で到着できます。中世の趣を残す街「アルカラ・デ・エナーレス」、「エル・エスコリアル修道院」、壮麗な「アランフエス王宮」、そして静かな「モンテホ・デ・ラ・シエラ」のブナ林まで、ユネスコ世界遺産巡りを楽しんで。

バラエティに富んだ
グルメ体験を

マドリードには世界最古のものを含め、何百年も続くレストランがたくさんあります。ミシュラン星付きレストランは28店舗。2024年現在、すべての店舗の星を合わせると36になり、最高のガストロノミー体験を楽しめます。レストランだけではなく、マドリードの文化や歴史を表すチョコレートやボンボン専門店やケーキショップも訪れてみて。市街地から足を延ばして、レストランMontiaへ。革新的かつ地元に根付いた料理がの締めます。一口ごとにマドリードの持つ豊かな文化と歴史に浸れます。

文化の中心地

マドリードはフラメンコの世界的な中心地で、タブラオが生まれた場所です。1950年代に、実力と知名度のあるフラメンコダンサーたちに、タブラオの舞台で踊る機会を提供しました。市内には、2021年に最優秀オペラハウス賞を受賞したテアトロ・レアルをはじめ、200以上もの劇場があります。「マドリードのブロードウェイ」と名高いグラン・ビア通りでミュージカルの世界に浸って。オレ!

アートの密度は世界トップクラス

マドリードの美術館通り(パセオ・デル・アルテ)には、プラド美術館、ティッセン=ボルネミッサ美術館、そしてソフィア王妃芸術センターがすべて徒歩圏内です。ピカソ、ゴヤ、ミロをはじめとした美の巨匠たちの、何千点もの作品に触れて。これらの美術館の他にも、250を超えるギャラリーや美術館があります。

街角にあるストリートアートを巡ってみるのもいいでしょう。

大都市からわずか30分で閑静な村
「ブイトラゴ・デル・ロソヤ」へ

ロソヤ川に囲まれた歴史的な町ブイトラゴ・デル・ロソーヤを訪れてタイムスリップ気分を味わったり、パトネス王の伝説を見つけてみてください。黒い岩が積みあがってできた伝統的な家や、石造りの道を歩いて、この村の歴史に触れて。マンサナーレス・エル・レアルには、マドリード中で最も保存状態の良いメンドーサ城が。他にも、自然、歴史、アウトドアスポーツが楽しめます。チンチョンでアニス酒とマドリード伝統料理を楽しむのもいいでしょう。市内から少しだけ足をのばして、手軽にタイムトラベル気分に浸ってください。

ハイファッションのアトリエから
個人デザイナーによるブティック、
魅力的なマーケットまで

マドリードのハイライトのひとつは、小さなブティックや100年以上の歴史あるお店、バラエティあふれる品揃えの市場などでのショッピング。オートクチュールは細部までこだわり、職人魂が光ります。毎年開催されるメルセデス・ベンツ ファッション・ウィークには多くの有名デザイナーたちが集まります。厳選されたデザイナーショッピングルートを巡って、マドリードのショッピング体験を楽しんで。ショッピングガイドはこちらから

スポーツ好きの楽園

マドリードはスポーツに情熱を燃やす街。レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードのホームです。また、ゴルフのレジェンドが設計したコースを含む20以上のゴルフコースが。ムトゥア・マドリード・オープンやATPツアー・マスターズ1000、そしてWTA 1000トーナメントなどのテニスイベントも行われます。また、マドリードでは乗馬やハイキング、サイクリングなどのアクティブツーリズムも充実。スポーツファンなら必ず訪れたい街です。

地区探索

マドリードには131の「バリオ」と呼ばれる地区に分けられており、それぞれが独自の魅力を持っています。ラグジュアリーなお店やレストランが並ぶサラマンカ地区から、1499年からの長い歴史を持つラ・ラティーナ地区まで。ラ・ラティーナを象徴するのは、蚤の市「エル・ラストロ市場」。また、マドリードで最もタパスバーがある地区のひとつとしても有名です。

ラ・ラティーナ

ラ・ラティーナの歴史は1499年まで遡ります。この地区の最も象徴的なエル・ラストロ市場にはぜひ訪れてみて。また、マドリードで最もタパスバーが集結している地区のひとつとしても知られています。

ソル-グランビア

ソル-グランビアには大きなショッピングモールやホテル、劇場が軒を連ねています。文化や娯楽が集まったきらびやかな地区です。

サラマンカ

サラマンカ地区には、高級ブランドやレストランが並ぶことで有名なセラーノ通りがあります。マドリードのラグジュアリースタイルの頂点と言ってもよい場所です。

マラサーニャ

マラサーニャ地区はマドリードのヒッピー文化の中心地。アーティスティックで音楽も盛んです。バルやクラブは人気スポット。もう少し落ち着いて飲みたいなら、ドス・デ・マヨ広場のテラスもおすすめです。

サレサス

サレサス地区 は、マドリードの流行の最先端をいく場所。アートギャラリーやコンセプトストア、そしてブティックが並びます。スペイン人デザイナーによるファッションブランドのお店もたくさん。この地区のクリエイティブな雰囲気は、カフェやカクテルバー、そしてフュージョン料理の数々からも感じられます。

エル・レティーロ

エル・レティーロは、マドリードの中でも最も大きく美しい公園のひとつです。優雅なクリスタル宮殿や、湖を見下ろすアルフォンソ12世の像などがシンボルで、ユネスコ世界遺産に指定されている「光の風景」を成す一部となっています。この公園から様々な地区にアクセス可能。エル・レティーロ公園で1日を過ごしたら、イビサ地区のバルでおしゃべりを楽しんで。

ラバピエス

マドリードで最もクールでアーティスティックな地区、ラバピエス。多様性に富み、活気あふれる地区で、くねくねと入り組んだ道沿いには小さなローカルショップやカフェが並んでいます。マドリードの人たちの温かみに触れられるでしょう。

チャンベリ

優雅なチャンベリ地区は、19世紀には貴族が多く住んでいました。現在ではポンサノ通りをはじめ、バルが立ち並ぶ、地元の人たちのちょっとした隠れ家になっています。海外駐在員がこの地区に好んで住む理由のひとつです。

ラグジュアリーな宿泊体験

マドリードには、豪華なステイを楽しむオプションがたくさん。ラグジュアリーホテルやアパートの他に、アートギャラリーが併設されていたり、ミシュラン星付きレストランのあるレストランも。どこを選んでも、素晴らしいグルメやロケーション、そして最高のマドリード流ホスピタリティあふれるサービスをお約束します。

航空アクセス

マドリードは2023年からアジア太平洋地域に44つ、中東に26つの新しい航空路を提供。今後1年以内にドーハ、クアラルンプールやジャカルタとマドリードの間の航空路を開設する予定。2024年10月には、マドリードと東京間の直行便ができます。ヨーロッパ最大の空港となるべく、空港の増築案も検討されています。